検証用で使う機会があったので、どの程度の速度なのか測定してみた。
すべてCENTOS5.5上で検証。
姫野ベンチ(cc_himenoBMTxp_m.lzh使用)
[ATOM D525]
Loop executed for 101 times
Gosa : 1.382226e-03
MFLOPS measured : 235.647517 cpu : 58.764119
Score based on Pentium III 600MHz : 2.873750
(H/W)
Intel D525MW/Atom D525/4GB DDR3 SODIMM/SEAGATE 2TB(5900rpm)SATA
[Athlon II x4 615e]
Loop executed for 465 times
Gosa : 1.008441e-03
MFLOPS measured : 1143.028587 cpu : 55.776285
Score based on Pentium III 600MHz : 13.939373
(H/W)
ASROCK 880GM-LE/8GB DDR3/
HPT RocketRAID620 / IBM 500MB(5400rpm)SATA x2(RAID1)
(参考)
[Celelon 1.4GHz(PIII Base)]
Loop executed for 42 times
Gosa : 1.502093e-03
MFLOPS measured : 99.395370 cpu : 57.934446
Score based on Pentium III 600MHz : 1.212139
(H/W)
Aopen MX36LE-UN/1.4GHz Celelon(PIIIbase)/1GB PC133 SDRAM/
80GB ATA(5400rpm)
所感:
とある知人@秋葉量販店の生半可店員並みの知識に言わせると、AtomはPIIICelelonよりも遅いと言うことだったので、そんな馬鹿なと思いつつ実測した結果がこれ。加えて、今回検証用に借りることの出来たAthronIIx4 615eも併せて試してみた。
知人に異を唱えたいのが主目的なので比較参考値としてPIIICelelonの値が付いている。
ちなみに、サーバ使用を想定しているので、すべて定格での測定としている。
姫野ベンチはCPU性能+メモリ周りのバンド幅が影響するベンチなので、まぁ想像通りというか・・・妥当な結果。
Atom D525ですら一般的なウェブサーバでは十分な性能を発揮できそう。大手プロバイダのローレンジ専用サーバはこの辺りを使っていると伝え聞いているが、なるほどと納得した。
コンパイルスピードは・・・期待するまい。試しにPHP5.2.17をrpmビルドしてみたがもっさり感じる。でかいソースなら恐らくストレスを感じるレベルだろう。
とはいえ、普通のウェブサーバやホームサーバ、小規模ファイルサーバとしては十分なスペックであろう。電力消費が定常状態で40W程度であることを考えてもそういう用途がお勧めである。
AthronIIx4 615eは3年前のXeon3Gと良い勝負か。省電力タイプCPUでこの性能はなかなか立派。ちょっとした規模のウェブサーバはもとより、小規模DBサーバ位なら十分いけるだろう。
Atomの時と同様、PHP5.2.17を試しにrpmビルドしてみたが、こちらはかなり軽快。さくっとrpmを生成してくれた。常用する開発環境ならこっちが良い。XenやVMWareでVMをいくつか切ってテスト環境として使うのもよさげである。
電力消費はかなり低め。アイドリングで43W、定常状態で50W前後を行ったり来たり。ピークでも80W程度にしかならない。この性能でこの電力消費は立派である。
ちなみにPIIICelelonの電力消費はアベレージで80W前後もあった。
それから考えると、単位電力辺りの処理能力はここ10年足らずで数十倍に跳ね上がっていると言える訳で。
改めてこう考えてみると・・・いやはや、えらい進化ですね。
借り物ですぐに返さなければならなかったので、さらりとさわり程度に。
以上、雑感でした。